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2009年8月 6日 (木)

レイキとの出会い

少しずつ自分を修正したり、「(自称)友の会」の仲間たちと相憐れみ&励まし合いながら、「うつ業」に磨きをかけていた頃です。

「おもしろいもの大好き人間」の方から紹介されて、地元のレイキ・セミナーに参加しました。

「レイキをすればこんな凄いことが起こる」みたいな内容の本を2冊程読んだ後なので、「私にも凄いことが起きるはず」という期待で(鬱ながらも)ハイな状態です。

ところが…「宇宙エネルギー」なんて言われてもねぇ…手のひらからねぇ…

何にも見えず、聞こえず、感じずオシマイ。隣の女性は「○○が見えた」と嬉しそう。

判断力ゼロのぼんやりした脳みそに、理解不能の情報を注ぎ込まれたので、頭の上に巨大なクエスチョン・マークが乗っかっていました。

「なんや、コレ?」「また、アホな事にお金を使ってしもた」(実際、鬱のときは金銭感覚を含めて判断力が無くなります。)

それでも15年間の大阪生活で培ったドケチ魂が海馬の底から湧き上がり、こう囁きました。

「払ったお金は元をとらなアカン」

恐るべし、大阪のおばちゃん根性。

そこで、その晩から「自己ヒーリングとやら」をして「元をとる」ことにしました。
しかし、習った通りに手が動きません。

額、頭頂、側頭、こめかみ、後頭部、斜め上、耳の後ろ…と頭なら隅々まで手が動きますが、次は喉…と思っても、どうしても手が進まないのです。

必要な所に手が呼ばれたのでしょうか。「よっぽど私の頭は壊れてたのね~」と今でこそセミナーで笑いをとってますが、その理由はナゾです。

眠れない、眠りたい、と苦しんでいたのが、朝も昼も夜もよく眠れるようになったというのに、それに気づいたのは2~3ヶ月眠り続けた後でした。

それでも「レイキは効く」とは思いませんでした。
かなりの鈍さです。そんなに脳みそが壊れていたのでしょうか?

いえ、私は頑固だったのです。

そんなものがあるはずがない、と思っていました。

「その日から嘘のように霧が晴れて目の前が明るくなり、元気一杯になるハズ」という期待がみごとに裏切られたからです。

霧が晴れるどころか、巨大なクエスチョン・マークという余計なお荷物まで増えてしまいました。
 

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