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2009年9月13日 (日)

大根が買えずに泣いた

うつ病患者にとって買い物はとても辛い作業です。

膨大な量の情報を処理できないからです


人の声、レジの音、ひっきりなしの音楽、まぶしい光、たくさんの商品の色と文字と形…その中から自分に必要なものだけをみつけ、さらに取捨選択するというのは、白山登山のあとにフルマラソンを走るようなもの。

大型スーパーは地獄でした。処理しきれない情報をシャットアウトするためにエスカレーター横のいすに座って目を閉じてじっと耐えたことも。

頭の中がジェットコースターでひっくり返ったようになっていました。

近所の小さなスーパーでは知っている人に会うのでパス。(なぜ会いたくないかは、また後日書きますね)

商品の種類も限られるのでコンビニだと少しはと楽です。

一本180円の大根と半分で100円の大根、どっちを買うか決められずに何分も立ちすくんで、結局買えずに泣いて帰ったことも。

うつ友のひとりは、ごぼうで同じ経験をしたそうです。

もしも、あなたの知っている人が野菜売り場の前で、暗ーい顔して無言で立っていたら…

見ない振りして、そっと、そぉ~っと立ち去って下さいね。

そうしていただけるのが一番有難いのです。

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