料理は脳を使います2
うつ病の時、「トマトを切って」と頼まれて、「ハテ、どうゆう形態に切ればいいのか?どの皿にどう置けばよいのやら?」さっぱり分かりませんでした。
「前はできていた」という記憶が「今はできない自分」を情け容赦なく責め立てます。 発病前は毎日7人分作っていたのに。ああっ、トマトが、トマト3個がっ…(ノ_-。)
こんなことにも脳を使っていたのか、と驚愕しました。
「そんなこと、適当にすればいいのよぉ」…という励ましは、とても残酷です。基本ができて初めて応用ができるもの。全くできない者にとって、「適当に」は、とっても難しい高級テクニックなのです。
何がどこに置いてあるのか全く分からないよそのお宅のキッチンに立たされて、外国の見たこともない材料を並べられ、ナントカカントカという料理を2時間後に宴会するから10人前作れと言われ呆然と立ちつくしている…
そんな時「でも適当でいいよん♪」って言われて、アナタ、どうします?
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