親業
様々な職業に就く場合、大抵は一定の訓練期間やシステムがあるのに、人生において最大の職業である「親」という職業は、出産(養子縁組)の日に唐突に始まってしまいます。
自分の両親から受けた教育や躾け、道徳的な規範などを思い出しながら、子育ては殆ど手探り状態で始まり、そして、社会やマスコミ等からの断片的な情報に翻弄された挙句、いつのまにか子供が巣立っていってしまう。
せめて、自分の行動基準というものがあればいいのだけれど、それすら、その場の感情任せでスッキリしない。
アメリカの臨床心理学博士のトマス・ゴードン氏が開発したプログラム、Parent Effectiveness Training は、「親という職業に就いている(就こうとしている)方の効果的な訓練法」です。
自分と子供の関係を見直していくうちに、次第に自分と配偶者、自分と自分の親の関係について気づかされる方も多いようです。
そしてその奥に「自分と自分」の深い関係があることに気づきます。
私は石川県のシニアインストラクター藤田 桂津巴( かつよ)さんから、「物事を常にポジティブに捉える生き方」を身を持って教えていただきました。今でも大きな支えになっています。(簡単に言えば素敵で面白い人です)
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 愛の発現(2018.11.20)
- 小さな町の観光(2018.07.07)
- 地震(2018.06.27)
- 弟子に準備が整った時に、師は現れる(2018.12.28)
- なんじゃもんじゃの木5(2018.05.08)
コメント