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2010年9月 9日 (木)

「ライフ・レッスン」エリザベス・キューブラ・ロス

相手への愛に付帯していたさまざまな条件をすべてとりはらったとき、愛はやすらぎと幸福だけに満たされる。ところが私たちは多くの場合、いちばん愛する人に対して、いちばん厳しい条件をつけてしまう。わたしたちはいやというほど条件つきの愛で…文字どおり条件づけられて…育ってきた。その経験が、条件の「とりはずし」をむずかしいものにしている。

無条件の愛を与えるさいに最大の障害になっているのは、与えた愛がむくいられないのではないかという恐れである。わたしたちは、自分がもとめている愛がうけとるものの中にではなく、あたえるものの中にあることに気づいていないのだ。

うけとる愛の多寡(たか)を測定し、評価しているあいだは、愛されているという実感をもつことはできない。いつもつり銭が少ないことに不満を感じてしまうだけだ。測定や評価は、しょせん愛の行為ではないからだ。愛されていないと感じるのは愛を受けとっていないからではなく、愛を節約し、惜しみなく与えていないからなのだ。

愛する人といさかいになる。あなたは相手が何かをしたから、またはしなかったから自分は怒っているのだと考えている。あなたは心をとざし、相手に愛を与えまいとしている。そして、相手がきちんとふるまうまで、じっさいに愛を与えない。もし相手がいつまでもきちんとしたふるまいをしなかったら、どうするのか?もう二度と母親を、友人を、兄弟を、愛することはできないのか?相手がなにをしようがしまいが、その相手を愛することができれば、あなたは事態を変えることができる。宇宙のあらゆる力が束縛を解かれ、目の前で変化が起こる。相手の心がやわらぎ、ひらかれていくのをみることができる。

… … … … …

だよねぇ、何故か一番近い人には「おあずけ」と命令してしまうよねぇ。それで一番苦しくなるのは自分なのに、ね~

(一部のひらがなを漢字に変えて掲載しました)

商品の詳細

角川文庫740円

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