最澄
- 「道心の中に衣食(えじき)有り、衣食の中に道心無し」
最澄(767-822)の遺誡と伝えられる一つです。
仏道を求める心さえ堅固であれば衣食は自ずから具わり、反対に衣食を追求する心からは道心は生じない、という意味だそうです。
仏さまの道じゃなくてもいいのです。
自分自身が「これが好きだ」というものを求め、進んでいくと、その時に必要なものは自然と与えられるけど、「いくら儲かるのかな」という動機だけで歩み続けるのは、結構きついのです。
大切なもの、確固たるもの身につけるにはある程度の継続が必要です。継続するには「道を求める心」、つまり、「コレをやりたい」「コレが好き」「コレは楽しい」という内なる動機が必要です。
また、道の途中で「これでホンマに食べていけるのか」という迷いが出た時に、ぜひ思い出してほしい言葉でもあります。
もしもあなたが右か左かの岐路に立っているなら、どちらが自分の魂を喜ばせるのか、深く静かに尋ねてみてくださいネ~
その答えの方向で、間違いないと思いますよ
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