平泉寺白山神社4
かつては日本最大の拝殿が、天正2年、戦火で焼かれてしまいました。現在は江戸時代に再建されたもの。正面のこの文字は一品天眞親王の書だそうです。
拝殿の奥の本社(1795年)
静かです
左右に竜がいます(昇り竜&降り竜)
明治以降は神社になりましたが、それ以前は神仏混合で、お寺もあり、僧兵が絶大な勢力をふるった時代もありました。そのために、一向一揆との戦いで被害にあったようです。
この美しい自然の中に社を建て、信仰のよりどころとなり
それが大きな権力となった故に崩れ落ち
再び立ち上げられ…
どれも「にんげん」がそれぞれの想いで行ったこと。
一連の流れを経て、今はこうやって、普通の人が、ゆっくりと心を休める場所になっています。
戦争のない国と時代に生まれたおかげ様で
こうしてお参りさせていただきました。
ありがとうございます。
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