大槌町支援のお願い2
昨日のつづきです。
木内宗吾は重税に困窮する地元農民を代表し、死を覚悟で将軍に直訴しました。 訴えは聞き入れられましたが、直訴はご法度だったため、子供と共に処刑されてしまいました。(約360年前)
今回の震災を受けて、大槌町支援の代表者・木内さんは自宅を支援物資の集積所とし、一切の手数料をとらずにボランティアの人たちと協力して荷物を整理し、トラック数台分を大槌町へ送っています。 女性ですが、男前の気質をご先祖から受け継いでいるようにお見受けしました
その荷物は大槌町の歌手・小松清一さんが受け取り、必要なものを必要な方へ渡しています。元々、小松さんは地元でいろんな世話役をやっていた方だったので、自宅を私設避難所として何百人もの方たちのお世話をしました。
公設避難所ではないので、公の支援物資は手に入らない状態であり、また「申し訳なくてもらえない」という気持ちもあるそうです。
小松家にあった食料も衣類も、惜しげもなく被災者に分けてあげていたらしく、手元にはほとんど残っていないそうです。
このように多くの方たちに手を差し伸べ続けている小松さん、今回も、自らが立ちあがろうと活動をされています。
これは日本の反対側で起きていることではありません。 私たち全員が受けるべきメッセージを、東北の人たちが代表して受けてくれたような気がします。 だから、そのメッセージへの答えを、私たちひとりひとりが発信する時だと思います。
以下は昨日届いた木内さんからのメールです。小松さんが、木内さんのご先祖・木内宗吾(そうご)の墓前で歌を歌います。
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岩手県大槌町支援活動のお知らせ
皆様には被災地復興へのご支援をいただきましてありがとうござい
ます。
この度、 「天命」歌手小松清一さんが成田市にある宗吾霊堂のお祭りで歌をご奉納くださることになりました。
日時:9月1日~2日 宗吾霊堂 御待夜祭(おたいやさい)
場所:千葉県成田市 宗吾霊堂 (詳細は未定)
多くの方々に小松清一さんのCD「天命」
をご購入いただきましてありがとうございます。 現在、120枚ほどご購入いただいています
もし、お手元に未開封のCDがあるようでしたら、 ぜひ一度聞いてみてください。 復興に向けての力強い決意が秘められた歌詞、メロディ―、 歌声です。
インターネットの動画サイトでは画像と共に小松さんの歌声も楽し めます。小松さんはいまだに天命を歌う度に涙を浮かべてしまうとおっしゃ
っています。私も悲しのではなく、 心を動かされる感じで目が潤んでしまいます。
CD「天命」は引き続き販売しています。
ご協力をよろしくお願いいたします。
岩手県大槌町支援 代表 木内 克子
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