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2012年11月 4日 (日)

いつかどこかで3

いつかどこかでより

「そんなに泣かなくていいよ」

彼が光を集めて鏡を作ると、そこには…

「君は目も少し不自由だったんだよ。

だけどすれ違う人がびっくりするほど綺麗だった」

聞こえていなかっただけではなく、見えてもいなかったなんて。

いいえ、もしかしたら、聞こうともせず、見ようともしていなかったのが

私の姿だったのかもしれない。

「ごめんなさい。本当にごめんなさい」

涙が後から後からあふれます。

「もういいよ。ほら、神様がお待ちかねだ」

ふたりは初めてしっかりと見つめあい

手をとりあって天国の門をくぐりました…とさ。

おしまい

… … … … …

肉体を脱ぎ、余計なお荷物を捨てると

見えること&聞こえることがあるのかもしれません。

また、前世での思い残しを、次の人生で叶えるという説があり

それはとてもロマンチックなようにも思われます。

でも、肉体は持ったままで、お荷物だけを捨てることもできるはず。

見ていたつもりで、案外見えていなかったものに気づくかもしれませんよ。

せっかく地上に生まれてきて、何十億分の一の確率でめぐり合ったのだから…

この人生でこそ、やってみるべきではないでしょうかガンバ!!

自分と、そして今、目の前にいる人を大切する

ぎこちない時もありますが、私もその練習中です。

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