介護
ケア・マネージャー、週一で来てくださる看護師、デイサービスの施設長、介護用品の会社の方が集まって、姑のケアプランの会議を我が家で開きました。
家族の目線と、経験を積んだ介護職からのアドバイス、かかりつけの医師の治療方針、全てを統合して当面の対応を決めていきます。
報酬を貰っているとはいえ、介護職はそう簡単な仕事ではありません。
実家の父も色々な方たちにお世話になっていますが、本当に頭が下がります。
姑の病気が初めは何だか分からず、複数の病院を行ったり来たりしました。幸いにも痴呆症(特にレビー小体型)の治療に熱心な医師に巡り合い、随分回復しました。
舅と夫、子供達、専門家の方々、一人の人間の介護に、なんと沢山の人が関わってくれているのだろう…と、ふと思いました。そうそう、私が姑に言えないことは、近所の人がズバリ言ってくれます。
それぞれの得意分野を提供し合って、さりげなく、少しずつ、無理もなく…おかげさまで全てが上手くいっています。
赤ん坊の時は抱っこか乳母車で、ヨチヨチ歩きの時は手をひかれ、暫くしたら後ろからそっと見守られて、私たちは一人歩きを始めました。
老いていく時は、その逆を行くのです。
誰の世話も要らずに歩ける時間は、案外短いかもしれません。
当たり前のように道を歩ける今の幸せをかみしめつつ、不自由な体になっても、素直に人に頼れる自分でいたいと思うこの頃です。
いよいよデイサービスへ「ならし保育」に行く姑に「嫌になったらいつでも帰ってきていいよ」とおおらかに言える私。
成長しました~
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