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2014年12月15日 (月)

いつかどこかで8

恒例の冬の物語をどうぞ

クリスマスの季節なので「贈る&贈られる」がテーマです。

でも舞台は暑い国?

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私は上半身裸の若い男

東南アジアのジャングルの中

ナタのような刀で藪をかき分けながら、前へ進んでいます。

横一列に数人の仲間と、どこかを目指しているようでした。

突然視野が広がり

タージマハルのような大きな宮殿があらわれます。

そこに住む王様に会うため、長い旅をしてきたのでした。

しかし、私たちを待っていたのは、

輪になって宴を催す20人くらいの陽気な男たち。

「よう来たなぁ、待っとったでぇ~」と、なぜか関西弁

それからは飲めや、歌えや

そして踊れやの楽しいひととき

なぁんだ、「とっても偉い人」なんていないんや

こうやって、みんなで楽しく輪になればいいんやなぁ

…と妙に納得。

そして誰かが「ホナ行くでぇ」(やっぱり関西弁)と掛け声をかけると

全員がさぁ~っとひとつになりました。

ひとつに融けて一本の金色の帯になり

地球の周りをもの凄い勢いでまわりはじめます

金の帯の中に、ルビーやサファイア、ダイヤなど

色とりどりの宝石が入っていました

P6244703_2

次回につづく

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