いつかどこかで8
恒例の冬の物語をどうぞ
クリスマスの季節なので「贈る&贈られる」がテーマです。
でも舞台は暑い国?
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私は上半身裸の若い男
東南アジアのジャングルの中
ナタのような刀で藪をかき分けながら、前へ進んでいます。
横一列に数人の仲間と、どこかを目指しているようでした。
突然視野が広がり
タージマハルのような大きな宮殿があらわれます。
そこに住む王様に会うため、長い旅をしてきたのでした。
しかし、私たちを待っていたのは、
輪になって宴を催す20人くらいの陽気な男たち。
「よう来たなぁ、待っとったでぇ~」と、なぜか関西弁
それからは飲めや、歌えや
そして踊れやの楽しいひととき
なぁんだ、「とっても偉い人」なんていないんや
こうやって、みんなで楽しく輪になればいいんやなぁ
…と妙に納得。
そして誰かが「ホナ行くでぇ」(やっぱり関西弁)と掛け声をかけると
全員がさぁ~っとひとつになりました。
ひとつに融けて一本の金色の帯になり
地球の周りをもの凄い勢いでまわりはじめます
金の帯の中に、ルビーやサファイア、ダイヤなど
色とりどりの宝石が入っていました
次回につづく
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