帳尻を合わせる
どこで読んだか忘れましたが「今までに貰い過ぎていれば、これからはそれを払うことになり、逆に払い過ぎていれば、それを貰うことになる」そうです。
別にお金のことを言っているわけではありません。
自分が何かをやり過ぎてきていたら、できない状況になるか、やり過ぎた弊害が返ってくる。強引に誰かにさせたり、避けたりしてきたことは、いよいよ自分がしなくてはいけなくなる、ということです。
人に辛い思いをさせてきたのなら同じ気持ちを味わうことになるのです。
もちろん!純粋な愛を与えてきた人は、今度は周囲から愛を受け取る番なのです。(*^ー゚)bグッジョブ!!
そういえば、TVでも宣伝しているなぁ「過払い金は取り戻せる」って。はは、、
全ての面で中庸を保って生きるのは不可能ですから、あなたにも私にも、なんらかの払い過ぎと貰い過ぎがあります。
「えーっ、私の過払い金は何?」
残念ながら、人の行いは数字では計れないし、エゴや先入観が邪魔をして、頭で考えても分からないのです。
そういう時は、目の前に現れた今できること、または、今まで簡単にしていたのに、最近できなくなったこと、それが人生の過不足の帳尻を合わせる項目かもしれない…そう考えてみてはどうでしょうか。
以前は軽々持てた物が、重たく感じるようになったなら、手当たり次第に取り込んできたお荷物を手放して、本来の責任者に明け渡すチャンスなのです。
今日の夕焼けがとっても綺麗だと感じたら、自然の美しさを愛でる時間を取り戻す合図です。
子供が独り立ちして寂しいと感じるのなら、彼らを解放し、自分に向き合う時が来たのでしょう。
大切な課題に目を背けて生き続け、寿命がきたので「サヨウナラ」できたのは、半世紀前のこと。今は「ご長寿さん」の時間がたっぷり用意されています。
今生のやり残しを来世の宿題として持ち越す、という人もいますが、物事のめぐりの速度がどんどん早くなっているので、もはや先送りはできない、そんな気がします。
最近あなたに起こった小さな、そして大きな変化は何ですか?
その意味を見過ごさず、手放すものは潔く手放し、与えるものは惜しげもなく与え、受け取るものは感謝して受け取りましょう。
それはこの人生でしかできません。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 愛の発現(2018.11.20)
- 小さな町の観光(2018.07.07)
- 地震(2018.06.27)
- 弟子に準備が整った時に、師は現れる(2018.12.28)
- なんじゃもんじゃの木5(2018.05.08)
コメント