カテゴリー「いつかどこかで」の記事

2017年5月 9日 (火)

戦争と平和 (いつかどこかで11)

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幼稚園から小学校低学年まで、よく見た夢がありました。

暗く細長い何かの中、10名近くの「部下」の前で、重大な命令を下そうとしている私。直立不動の「彼ら」の顔はススで汚れているのに、一列に並んで前方を凝視する瞳だけが輝いていました。

「行けと言ってください」「あなたの命令のために命を捨てましょう」という心の声が聞こえました。私のゴーサインで彼らは全員死にます。その覚悟が彼らには既にできています。勿論私も死ぬことになっていました。

その時、彼らの後ろに沢山の人たちの姿が見えました。故郷の家族、友人、恋人…10名ほどの人間の死がもたらす、数えきれない人たちの嘆きと悲しみを痛いほど感じました。

しかし、本国からの命令は絶対で、他に方法はありません。「行け」と言うしかないのです。

その一瞬の迷いの時に必ず目が覚めました。

いつものことだったので、「あぁ、またあの夢をみたのか」と、ごく当たり前の感覚でした。むしろ、何か懐かしい感じがして余韻にひたっていたと記憶しています。

次第にその夢を見ることもなくなり、いつしかそんな夢を見ていたこと自体を忘れてしまっていました。

ここ数年でしょうか。レイキ実践をするようになって、突然思い出しました。

あれは大きな船の底か潜水艦の中だったのでは。日本かしら外国かしら。いつの時代だったのでしょう。

臼井霊気療法には海軍の人たちも多く入会していたというから、もしかしてあの時の「私」も?などと妄想は膨らみますが、何の証明もできません。前世があるかどうかも、死んでみないと分かりません。

確かなことがあるとすれば、今の私は戦争が嫌い=平和がとても有り難いと思っていること。

映画のスクリーンで、主人公以外は虫けらのように吹っ飛ばされるシーンがあるけど、そして、敵は全て邪悪っていう設定なんだけど、吹っ飛ばされる敵兵ひとりひとりに、家族、友人、恋人がいるんだよねー、と思いながら見ています。

ひとりひとりに人格と人生と、そして人との関わりがあります。そこに思いを馳せることができる場所と時代に生まれてきたのは、本当に有難いと思います。

あ、それから海底とか、暗くて狭くて出口がないところとか、今もあんまり好きじゃないんです。前世があるかどうかは不確かなんだけどねwink

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2015年12月18日 (金)

いつかどこかで10

冬休みが近づいたので、物語をひとつどうぞ。

  … … … … … …

奈良の南、飛鳥あたりだと思います。

私は白装束に身を包み、南から北へ山沿いに続く道を

高い下駄を履いてテレポートするかのように移動していました。

反対側から同じ格好の仲間が物凄い速さで近づいてきます。

すれ違う瞬間に、お互いの目と目を合わせて情報交換しました。

北と南の政(まつりごと)を司る人々が敵対しています。 

もはや一触即発の状態でした。

人心が乱れ、山の麓に横たわる龍が苦しそうにうめいています。

私たちは頻繁にテレパシーでやりとりしながら

事態の収拾に努めていました。

 … …

なんとかこの難局を乗り切ったようです。

一旦は黒ずんでいた龍の色が

どうにか白に戻り、表情も穏やかになりました。

「我々は何千年もこの仕事をしている」

そんな声が聞こえてきました。

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  … … … … … …

政治のために働くスパイのような組織ではなく

人々の平和のために密かに活動している

もっと大きな集団のようでした。

テレパシーやテレポートが普通だった時代があったそうです。

現在でも本当にいるのかもしれませんね。shadowscissors

もしかしてこの人たち?

来年は山野辺の道を歩いてみようかなshoe
notes

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2014年12月17日 (水)

いつかどこかで9

凄いスピードで地球の上をぐるぐる回りながら

金色の帯の中から、宝石を散りばめた時計や

カバンや家具などをshinecrownシュッ、シュッと

人々に向かって飛ばしていきます。

ニューヨークのカフェの床を磨いていた黒い肌の若者は

両手をあげて大喜びで受け取りました。

白人のビジネスマンは、歩きながら携帯電話に夢中で

何も気づきませんshinering

でも、宝物は間違いなく彼の胸にスポーンと命中しました。

… … … …

  … … … …

宇宙からの贈り物は目に見えるものだけでしょうか?

それとも、目に見えないものだけでしょうか?

物質として現れることも

目に見えない形でやってくることもあるのでしょうね。

私たちが気づく時もあり、気づかない時もあるのです。

クリスマスの本当の目的はbirthday

自分の中にある贈る心を確認することなのだそうです。

親しい家族や友人にプレゼントしたりpresent

まだ会ったことのない遠くの人たちに

心ばかりの寄付をしたり…

優しい言葉や心遣いなどheart01

形や値段のないものでもいいのです。

受け取る人の存在そのものが

贈ってくれる人への何よりのお礼。

物やお金で返す必要はなく

「ありがとう」という満面の笑みで十分ですhappy01

贈る側になっても

受け取る側になっても

全てが有難い…そんな気持ちになるこの頃です。

Gift from the Universe can be visible and invisible, material and spiritual, noticeable and unnoticeable.

Christmas reminds us of spirit to give; giving something to friends and family, donating people we have not met or offering heartful words and loving care. 

Don't be sorry for not having money or thing to return.  As you are here, they can give something to you.  The biggest present for them is the presence of you.

When we are given, we say Arigato (thank you) meaning 'too good to be true.' Giving and being given, whichever side we are, everything is the best thing to be true! 

☆*::*:☆MerryXmas☆:*::*☆xmasbell

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2014年12月15日 (月)

いつかどこかで8

恒例の冬の物語をどうぞsnow

クリスマスの季節なので「贈る&贈られる」がテーマです。

でも舞台は暑い国?suncoldsweats01sun

:::::::::::::

私は上半身裸の若い男

東南アジアのジャングルの中

ナタのような刀で藪をかき分けながら、前へ進んでいます。

横一列に数人の仲間と、どこかを目指しているようでした。

突然視野が広がり

タージマハルのような大きな宮殿があらわれます。

そこに住む王様に会うため、長い旅をしてきたのでした。

しかし、私たちを待っていたのは、

輪になって宴を催す20人くらいの陽気な男たち。

「よう来たなぁ、待っとったでぇ~」と、なぜか関西弁sign02

それからは飲めや、歌えや

そして踊れやの楽しいひとときnotesbeer

なぁんだ、「とっても偉い人」なんていないんや

こうやって、みんなで楽しく輪になればいいんやなぁ

…と妙に納得。

そして誰かが「ホナ行くでぇ」(やっぱり関西弁)と掛け声をかけると

全員がさぁ~っとひとつになりました。

ひとつに融けて一本の金色の帯になり

地球の周りをもの凄い勢いでまわりはじめますshineshinerunshineshine

金の帯の中に、ルビーやサファイア、ダイヤなど

色とりどりの宝石が入っていましたshineshineringshineshinebellshineshinecrownshine

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次回につづく

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2014年12月 5日 (金)

いつかどこかで 番外編?

大人しく瞑想するのがあまり得意ではないワタクシ

ヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ (いいのかっつ、マスター?!)

でも瞑想や現代レイキの技法を

誰かと一緒にするのは面白くて好きです。

時間がゆるせばヨガの師匠さなたろーさんの

モーニングメディテーションに参加しています。

前回はその後で、一対一贅沢ヨガ教室を受けてみました。

師匠には軽くても、生徒にはハードな一連の動きが終わると

待ってました、いよいよ死体、いや屍のポーズ

ここで時々何やら浮かんでくる景色があります

灰色の空の下、寒そう、多分イングランドかスコットランド

あら、可愛い女の子がお花を摘んでいる。

金髪の白人のお嬢ちゃんだわ~

これは誰?

私?

いやもしかしてさなたろーさん?

と思った途端、パツキンだったはずの少女が、突然…

ロバート秋山にsign02

(ノ∀`)・゚・。 ありゃ~

続きはこちらをご覧下さい

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2014年6月30日 (月)

いつかどこかで7

それから何十年か経ちました。

彼は白髪の老人になっています。

村を離れてからも、更に学びながら働き続け

いくばくかの財産を得て、故郷へ戻ってきていました。

湖のほとりで余生を楽しんでいる様子です。

孫娘の小さな手を取って、彼が家から出てきました。

澄み渡った空をうつして、湖がいっそう青く輝きます。

太陽と緑の山々に優しくつつまれるふたりを

私は雲の上からそっと見ています。

彼が道端の花を摘んでお墓にそえています。

それは私の墓でした。

彼はずっと私の教えを守りながら生き

そして、私の墓の近くに小さな家を立てて住んでいたのです。

「あなたのおかげで、いい人生を送りました。

ありがとう。」

ありがとうという言葉と同時に

彼の胸から金色の光が放たれました。

あまりのまぶしさに、私は目が眩みそうになりました。shine

地球が小さなボールになるほど離れてみても

その眩しさは変わりません。

どんなに遠くにいても、彼がどこにいるかすぐ分かります。

そして、彼を見守り、助けずにはいられなくなるのです。

この眩しい光のおかげで、永遠に幸せ…

宇宙の深い青の中で

私はゆっくり泳いでいました。

… … … … … …

 … … … … … …

大いなる存在からのサポートを受けるのは

そんなに難しくありません。

感謝の波動を発信すればいいのです。

shineshineほんっとに眩しいから、見逃されることはありませんヨshineshine

あ~、びっくりして雲から落ちるかと思ったサ (*≧∀≦*)

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2014年6月20日 (金)

いつかどこかで6

ヨーロッパの東の方だと思います。

まだ小さな子供だった私と黒い髪のその少年は

小さな国の後を継ぐ、1歳違いか双子の兄妹でした。

ある日、隣の国から攻め込まれ

彼は囚われ、処刑されることになりました。

物陰から悲しみに震えて見守る私に

「逃げろ、逃げて平和に暮らしてくれ」

彼の黒い瞳が強く訴えかけました。

… … … … …

兄の遺志を守り、私はどこか田舎の村で

身元を隠して暮らしたようです。

中年の小太りで穏やかな女性になっていました。

近所の貧しい子供たちに文字や、歴史、計算などを教えながら

彼らの陽気で純粋なエネルギーを楽しんでいるようでした。

その中にひとり、特別な目の輝きをした少年がいました。

「知恵や創意工夫、そして愛と誠意があれば

争ったり奪い合ったりしないで

お互いに平和に暮らすことができる。

あなたたちは戦争をしなくても、生きていけるのよ。」

静かな情熱を秘め、私の言葉にじっと聞き入る少年。

私が伝えたいことを一番理解していました。

「この子は死んだ兄の生まれ変わりだわ。」

彼は十代半ばで広い世界を求めて村を出ていき

私はそれから暫くして、彼と再会することなく一生を終えました。

次回に続く

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2013年12月31日 (火)

いつかどこかで5

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前回より

私は白髪で背の高い上品な女性になっていました。

王が亡くなった後、国政から退いて

平和な日々を過ごしたようです。

もう二度と人を愛さない、と誓ったこともありましたが

その後、広い心で多くの人たちを愛し、愛された人生でした。

あらゆる生き物が天国への道を祝福してくれています。

砂浜に座っているひとりの老人に気づきました。

彼には右腕がありません。 

その瞳は間違いなくかつての恋人のものでした。

腕を失いながらも、彼は生き延びていたのです。

あの時彼は、私との関係に怖れをなして、逃げていったのでした。 

私自身も、自由への憧れを恋と勘違いしていたのかもしれません。

お互いに穏やかに年月を重ね

見つめ合うだけで全てを理解しました。

私は身につけていた装飾品を彼に渡しringcrown

それを人々と分け合うように言いました。

海の上に、光り輝く階段が見えます。

太陽がキラキラと輝き

私は光に向ってゆっくり歩み始めましたsunshine

… … … … … … … … 

    … … … … … … … …

実る恋もあれば、実らない恋もありますheart03

そう、人生では「一見うまくいかないこと」が起こるんです。

それを糧にして、こんなふうに歳をとりたい…

うんにゃ

もう一回ぐらい、恋をしてもよかったのかなぁhappy02heart02エヘヘ

関連記事 前世で…2 いつかどこかで1   

冬休みの物語 いつかどこかで4

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2013年12月29日 (日)

いつかどこかで4

エジプトか中東の国のようでした。

深い森の中を、私は走っていました。

城を抜け出し、必死に恋人を追いかけていましたが

緑の壁に阻まれて前に進めません。

とうとう、彼は私を振り切って行ってしまいました。

身分の違いから許されない恋。

でも、私はどうしても城の外に出たかったのです。

彼ならそれを叶えてくれるはずでした。

家来に連れ戻された私は

父である国王の前に立たされていました。

私の前に、切り取られた男の右腕が差し出されました。

血に染まった手首には私が与えた金の腕輪が…。

勝ち誇ったような王の顔。

それを見て気がつきました。 

王は私の父ではなく、歳の離れた夫だったのです。

私が恋をすること、私が自由になること…

それは彼にとって屈辱でした。

私が嘆き悲しむのを待っている夫。 

ここで泣いては私の負けです。

殺された彼とは何の関係もなかった

彼の死を知っても何も悲しくない

そう振舞うために、私は泣きませんでした。

そして、誓ったのです…もう二度と人を愛さないと。

゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜

その後はどのような人生を送ったのかを知りたくて

自分が死ぬ場面を見てみました。

次回へ続く

関連記事 前世で…2 いつかどこかで1 

いつかどこかで2 いつかどこかで3  冬休みの物語

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2013年12月28日 (土)

冬休みの物語

外は雪

おはなしを語ったり、耳を傾けたりするのに

ちょうどよい季節ですね。

前回の「いつかどこかで」から一年以上経ったので

今年も皆様の退屈しのぎに

ちょっとおはなしタイムをとります。

2話完結です。おたのしみに

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